Blog お知らせ・ブログ

30・40代の平均貯蓄額っていくら?

7.30代・40代の平均貯蓄額っていくら?

 

 “SMBCコンシューマーファイナンスは、

30〜40代の金銭感覚に関する調査結果を発表した。

「現在の貯蓄額がゼロ」と答えた人が

前年比6ポイント増の23.1%になり、

平均貯蓄額も同52万円減の195万円に低下。

貯蓄額の平均は30代が前年比4万円減の194万円なのに対し、

40代は同120万円減の196万円だった。”

 

先日、新聞にこのような記事が掲載されていたのですが、

30代・40代の「平均貯蓄額約200万円」という数字は、

かなりリアルな数字ではないでしょうか?

 

夫婦そろって頑張って働いているものの、

なかなか思うようにお金が貯まっていかない・・・

いやむしろ、貯まるどころか、

少しずつ貯蓄を切り崩さざるを得なくなっている・・・

という現実に直面している方が、

けっこういらっしゃるでしょうからね。

   

こんにちは。

シンプルノート岡山北/倉敷スタジオの上村です。

 

ということで、今回は、

平均的な貯蓄額200万円のご夫婦(30代)が、

そろそろ家を建てたいなーと思った場合、

一体どのように家づくりをすべきなのか?

について、一緒に考えていきたいと思います。

 

では、ご主人の税込年収を400万円、

奥さんの税込年収を100万円、

合わせて年収500万円のご家族だと

仮定して考えていってみます。

 

まず、貯蓄額が200万円のご家族の場合、

頭金(自己資金)として入れられるお金は、

0円もしくは、多くて50万円程度ではないでしょうか?

 

もしもの時のための費用として、

ご主人の手取金額の半年分ぐらいの貯蓄は

キープしておきたいところですからね。

 

となると、家づくりにかかるほぼ全ての費用を、

銀行から借入れしなければいけません。

そして、このご家族の場合、

理想的な借入額としては2500万円までであり、

少々無理をしたとしても2800万円が上限だと思います。

 

返済金額になおしてみれば、

金利1%の全期間固定の住宅ローンを35年返済で組んだ場合、

2500万円で毎月の返済が7万円ぐらいであり、

2800万円で8万円ぐらいということですね。

 

毎月の返済10万円は現実的なのか?

 

しかし、現実は、

家づくりにもっと多くの予算をかけてしまいます。 

仮に、土地に1000万円、家に2000万円、

庭に200万円、諸経費に300万円かかるとしたら、

総予算は3500万円となるですが、

みんなと同じように新しく販売された分譲地を購入し、

みんなと同じような4LDKの2階建ての家を建て、

みんなと同じような庭をつくれば、

普通にこれくらいの予算がかかってしまいますからね。

 

この場合、毎月の返済は10万円という金額になるのですが、

現在あなたが払っている家賃が7万円だとしたら、

これはかなりしんどい金額ではないでしょうか?

 

給料が増えなければ、単純に出費が増えるだけなので、

貯蓄に回す余裕がさらになくなるどころか、

今の貯蓄まで食い潰していくことになりますからね。

 

そして、ずっと不安を抱えたまま暮らすことになり、

心にゆとりがなくなってしまうし、

それが結果的に、夫婦関係がギクシャクしていってしまう

原因となってしまいます。

 

ということで、

家づくりをする時は、

貯蓄出来る余力を残すことが出来るように、

無理のない予算で家づくりをする方法を知り、

その方法をぜひ実行していただければと思います。

 

それでは・・・・・